生理中のカラーやパーマは避けるべき?
結論から言うと、急を要するのでないのでしたら、生理中のカラーやパーマは避けていただくのをオススメ致します。
女性のカラダには月経始まりから排卵まで(約14日間)を低体温期、排卵を境に次の月経までを高温期というものがあります。
毎月大きく2つの期が繰り返されています。
美ホルモンである女性ホルモン。
前回は女性ホルモン放出のお話をしましたが、今回は違う角度で美ホルモンに迫ってみましょう。
女性ホルモンには大きく2つあります。
髪の艶やコシ、薄毛や白髪、そしてお肌に大きく影響しているエストロゲンと、妊娠を助けるプロゲステロン(若干お肌の調子を不安定にさせる作用があることから、時におブスホルモンと呼ばれちゃったりします)です。
さて、エストロゲンとプロゲステロンの関係性ですが、
低体温時期(月経始まりから排卵まで)はエストロゲンの分泌量がプロゲステロンより多く、優位に働きかけます。
月経が終わり排卵までの7日間がとっても調子の良いキラキラ期です。
排卵が終わるとここから次の月経まで、プロゲステロンの分泌量がぐんぐん伸び優位に働きかけます。
そうすると、世の男性が口々に言う女性が扱いにくい期間に入ります。
体温が上がり、お肌は徐々に荒れ出し、ついでに気分も憂鬱で不安定。
これが月経前症候群です。
お肌が荒れるということは、もちろん頭皮の環境も敏感になります。
そういった理由で、パーマやカラーの薬液が浸透して炎症を引き起こしやすくなるのです。
また、長時間セットイスに座っていると、色々と気になったり、貧血気味や疲れやすい状態になっているので、肉体的ストレスもかかります。
とは言え、とっても元気で、特に気になることがなければ、ぜひ、ご来店ください(あくまでも生理時に上記のことが過敏になる方は避けた方が良いということです)。
月の半分が高温期!どうすればいいの?と感じる方もいらっしゃるでしょう。
美ホルモンからの角度だけで見てしまうと、さすがの私もそうなっちゃいます。
あくまでも、女性のカラダのメカニズムを知った上で、上手に美ホルモンとお付き合いください。
低温期の生理中は血行が悪くなっているけど、エストロゲンがしっかり作用している時期なので、こんな時には、頭皮をマッサージしながら、栄養をしっかり吸収できるメニュー「プレミアムヘッドスパ」などを施術していただくと良いですね。
当店ではカットなしでもご来店いただけるご用意となっております。
高温期には頭皮が敏感だからこそ、炭酸シャンプーで余分な皮脂を取り除き、すっきりと気分転換できます。
(ホット系パーマ)デジキュアで毛先のニュアンスを変えてみるのもいいかもしれませんね。
*デジキュアは頭皮に薬剤をつけなくてもいいアルカリ0の弱酸性パーマです。
小さな心配事も気兼ねなくお伝え頂けますよう、全てのメーニューにおいてお客様とカウンセリングを行った上で施術させていただきます。
素髪、素肌。美ホルモンの力を借りて、いつもよりちょっとだけ綺麗になってウキウキしませんか?