美容師に自分の希望の髪型を伝えるにはどうしたらいいの?
これを聞かれると本職の私でも困ってしまいます。
ズバリこの問題は美容師がお客様の意向を読み取る力が必要になってくるのではないでしょうか。
世の中の美容師さんはさておき、あずきざわ美容室ではどうしたらよいか。
私と初めてのカウンセリングの際の最も効率の良い方法をお伝えいたします。
まずは「いいな~」と思う写真を3枚ほどご用意ください。
正面、横顔、できるだけモデルの動きのあるものがわかりやすいですね。
正面の写真で風に吹かれているのはさすがにごめんなさい、却下です。
性別、人種は問いません。
お客様からすると、写真が外人だったり、髪質が違っていたり、あまりにも自分とはかけ離れていると、ちょっと恥ずかしい気持ちになりますよね。
私はまったくそこは気にしません。
むしろそれでいいと思います。
初カウンセリングだと、お互いに手探りです。
でも、持ち込みいただい写真をみたり、お客様の表情だったり、アクセサリーだったりに個性が見え隠れしているわけです。
そこから私はお客様の意向を読み取っていきます。
「こんな感じだと、ちょっと短すぎるんだけど、この写真だとここが重すぎるような…。」
「でも、耳にかけたり、巻いてる感じはこんな感じ…。」
みたいにお好きなように伝えていただけると、私はとっても嬉しいです。
あとは、私の引き出しにあるプロ目線の要素をご提案させていただきます。
そうしてお話ししているうちに お客様だけのスタイル作りが出来れば、美容師冥利につきます。
髪は動くもの、髪は乱れるもの、髪は崩れるもの、朝夕でスタイルが違ってあたり前です。
それも私は美しいと感じます。
お洋服を選ぶようにヘアスタイルも選び、一緒にいろんな表情を見つけていきましょう。
ただし、私にも弱点が、漫画の主人公やアニメタッチのものは、申し訳ありませんが、私には読み取る力がございません。
ご遠慮くださいませ(笑)。