ドライヤーの冷風機能って何のためにあるの?
ドライヤーには温風と冷風の機能が備わっています。
普段、髪の毛を乾かす時に温風を使いますよね。
でも、冷風はなかなか使う機会がない、いやそもそも冷風機能って何のためにあるの?という方も多いのではないでしょうか。
実はドライヤーの冷風機能はとても便利で使わない手はありません。
冷風機能のメリットは大きくわけて2つあります。
①髪をきれいに保つ
濡れた髪はまず温風で乾かしていくのですが、そうすることによってキューティクルが開いた状態になっています。
キューティクルが開いた状態になっていると髪の傷みの原因になってしまいます。
温風でしっかり乾かした後、仕上げで冷風を当てることで、キューティクルが閉じていきます。
キューティクルが閉じることで、髪の表面のでこぼこがなくなり、髪にツヤが出るのです。
②セットした髪が長持ちする
ドライヤーは髪を乾かす以外にも、ボリュームを出したり、髪を起ち上がらせたりするためにも使います。
美容室でブローをしてもらう時に、整髪料をつけた上からドライヤーを当ててもらいますよね。
つまり、髪を形作る時に使うのです。
温風を当てることで、髪に含まれるタンパク質が柔らかくなり、セットしやすい状態になります。
ガラスや鉄を加工するのと同じようなイメージです。
自分がセットしたい状態に髪の形を作ったところで冷風を当てていきます。
そうすることでタンパク質が固まって、セットした髪が固定されます。
ガラスや鉄の加工でも熱して形を作ったあと、水につけて形を固定しますよね。
セットがなかなか長持ちしない方は、ぜひドライヤーの冷風機能を活用してみると良いかもしれません。