簡単ホームケア「自然乾燥とドライヤー乾燥はどちらが良いの?」
お風呂上がりの濡れ髪を乾かすのに自然乾燥とドライヤーどちらを行っていますか?
自然乾燥のメリットは楽なこと。
さらに、ドライヤーの熱を当てるよりも髪が傷まなそうな気がするというご意見もあるでしょう。
一方最近ではダイソンのドライヤーを始め、機能性が高いドライヤーが登場しています。
これまでよりも髪を傷めず、さらに短時間で髪を乾かすことができるようになりました。
実際のところ自然乾燥とドライヤー乾燥はどちらが良いのでしょうか。
結論からお伝えすると間違いなくドライヤー乾燥がおすすめです。
自然乾燥がいけない理由は3つあります。
①髪が濡れたまま放置しておくと髪を傷める。
髪が濡れた状態というのはキューティクルが開いている状態です。
キューティクルが開いている状態というのは、ノーガード状態でいるということです。
例えばキューティクルが閉じている状態を服を着ているとすると、
キューティクルが開いている状態は裸でいるのと同じ状態です。
その状態で外気にさらされるというのは裸で森を歩くようなものです。
傷だらけになってしまいます。
②髪が濡れたまま放置しておくと雑菌が繁殖します。
食器を洗った後、濡れたまま放置しておくとどうなりますか?
雑菌が繁殖して食器に嫌な臭いがついてしまいます。
そうならないために布巾で拭いたり、食器乾燥機を使います。
髪や頭皮も同じです。
濡れたまま放置しておくことで、雑菌が繁殖してしまいます。
結果的に頭皮の臭いや皮膚炎の原因になることもあります。
③髪が濡れたまま放置しておくと頭皮の血行が悪くなります。
水は蒸発する時に熱を奪います。
髪が濡れたまま放置しておくと、髪が乾くのと同時に頭皮の熱を奪い、頭皮が冷たくなってしまいます。
そうすることで頭皮の血行が悪くなります。
せっかく頭皮をマッサージしたり、ヘッドスパに行ったり、血行促進の薬剤を使用してもホームケアで血行を悪くしてしまうと効果がありません。
やっぱり髪は自然乾燥ではなく、お風呂上がり後すぐにドライヤーで乾かしてあげましょう。