お風呂で5分。冬の乾燥から髪を守るには?
11月にもかかわらず、ここ東京では雪が降りました。
これから冬も本番です。
夏もそうですが、髪や頭皮は極端な気候に弱いものです。
夏は夏の、そして冬は冬の髪を守る方法があるのですが、今回は冬の対策についてお伝えします。
なぜ、冬に髪が傷むのか、その理由は大きくわけて2つあります。
1つ目が乾燥です。
東京を例にとって季節ごとの湿度を見ると、
春:約55%/夏:約70%/秋:約65%/冬:約50%(気象庁調べ)
となっています。
お肌の乾燥具合でもわかるように、やはり冬が四季の中で最も乾燥しています。
さらに、オフィスや家庭内で常時使用される暖房器具のせいで、実際には上記の数字よりも乾燥しているかもしれません。
空気が乾燥することで、髪の水分が奪われてパサつきやすくなってしまいます。
2つ目が、低い気温です。
気温が低い環境に頭皮をさらすことで、血行のめぐりを悪くします。
肩こりの方だと冬の方が症状が重くなるので、気温が低くなることで、血行が悪くなっていることがよくわかるのではないでしょうか。
血行が悪くなることで、髪に栄養が十分に行き渡らなくなります。
結果、栄養不足となり、髪が傷む原因になってしまうのですね。
髪にとって厳しいこの2つの環境のせいで、髪・頭皮が傷むこの季節、どうすれば少しでも傷みを和らげることができるのでしょうか。
おすすめなのが「お風呂でのケア」です。
普段、シャンプー、トリートメントをしていらっしゃる方は、トリートメント時にもうひと手間かけてあげましょう。
まずはいつも通り、シャンプー後にトリートメント(注:トリートメントは頭皮専用のものを使用してください)を髪に塗ります。
トリートメントの量は冬だからといって増やす必要はありません。
いつも通りで結構です。
次に、熱めのお湯につけたタオルを絞って「蒸しタオル」を作ります。
その蒸しタオルをトリートメントをつけた頭に巻きます。
そして5〜6分ほどそのまま湯船に浸かって体を温めましょう。
その後、しっかりトリートメントを洗い流して終了です(もちろんタオルドライとドライヤーを忘れずに)。
こうやって、トリートメントをした後に、髪・頭皮にスチームを当てた状態にすることで、よりトリートメントを浸透させることができます。
しっかり湯船につかって体も温まり、さらに髪や頭皮環境もよくなる一石二鳥のこの方法を、ぜひお試しください。
【お知らせ】12月はみなさま年末年始に向けて髪を整える方が大勢いらっしゃることから混み合う場合がございます。そのため、12月のご予約はお早めにお取りいただくとご安心していただけます。お手数ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。▶︎ご予約はこちらから。