寝グセができる仕組みを理解すればできる予防法と直し方
毎朝、寝グセを直すのは億劫ですよね。
できるだけ寝グセがつかないようにするにはどうしたら良いのでしょうか。
まずは寝グセができるメカニズムを理解しましょう。
寝グセの原因は「水素結合」にあります。
髪は乾いている状態の時は髪を構成するパーツが互いに手を握っています。
そうやって手を握り合うことで、髪の形を作っています。
それが水に濡れると、そのパーツが手を離します。
パーツが手を離すことで形が変化しやすくなります。
そして髪が乾く時にもう一度手を握り直すので、その時に髪の形が決まります。
濡れた髪が乾くときに形が決まる、これを水素結合と言います。
寝グセがつきやすい方は、髪が完全に乾いていない状態で寝ている可能性が大です。
寝グセがつかないようにするためには、しっかりと乾かして寝ることが重要です。
特に寝グセは根元につきます。
根元までドライヤーでしっかりと乾かしましょう。
それでも寝グセがついてしまった場合は、霧吹きで寝グセの原因である根元をしっかり濡らします。
濡らした後は数分置いてドライヤーでスタイルをつくります。
ここでも水素結合を利用するわけですね。
寝る前にしっかりと乾かしていれば、シャワーで髪全体を濡らすほどの寝グセはついていないはずですから、これまで毎朝シャワーで髪を濡らしていた方はぜひ参考にしてみてください。
これだけで朝の時間をゆっくりお過ごしいただけるでしょう。