自宅でできるトリートメントの効果的な使い方
頭皮や髪にとって、とっても厳しい夏が終わろうとしています。
そんな過酷な夏を過ごした皆様の髪や頭皮の状態はいかがですか?
秋は抜け毛が増える時期、そしてまた、厳しい環境である冬になる前にしっかりと頭皮・髪環境を整えておきましょう。
頭皮・髪環境を整えるためのホームケアとして、まず挙がるのがトリートメントです。
そのトリートメントを使う前にご自宅のトリートメントの特徴を把握しておきましょう。
トリートメントは大きく2つに分類できます。
①毛先の修復専用のもの
②頭皮ケアも兼ねているもの
①は頭皮にはつけず、髪だけにつけるようにしていただくもので、②は頭皮にもしっかりとつけていただくものです。
さて、トリートメントの使用法です。
まずはシャンプーをした後、水気をとってください。
水気をとる際は、雑巾絞りのように髪をギュウギュウと絞らないでくださいね。
ベストはタオルで軽くドライしてあげるといいですね。
面倒であれば、手ぐしで水気をとっていただくのでもOKです。
その後、トリートメントを手にとって、ダメージが最も気になる部分から、開いたキューティクルにクイックイっと入れ込むイメージで髪に優しく塗っていきます。
毎日のトリートメントをしている場合は栄養過多になっていることもあります。
なんだかべとつくと感じた時は、洗面器にお湯を溜めてトリートメントを溶かしてあげたお湯に髪をくぐらせるのもいいかもしれません。
最近ではシャンプーもトリートメントも効果が高くなり、間違ったチョイスをするとパサパサかねっとり、どちらかに偏るようです。
あと、よく耳にする皆さんの素朴な疑問をひとつ。
トリートメントをつけた後、あんまり流すとつけた意味がないんじゃないかと思い、サッとしか流さない方。
皆さんもご存知の通り、髪表面のコーティングはコンディショナー、中に浸透させるのはトリートメントというのが正しい理解です。
最近のトリートメントは目に見えない計算がされており、粒子の細かさの違いで、中にしっかりと大きさの違う栄養を浸透させ、最後きちんと蓋もしてくれるようになっています。
残りカスが、頭皮の匂いやかゆみ、フケの原因になりますので、トリートメントはきっちり流してあげましょう。
そう言った意味も含めて、頭皮に近い髪の毛は健康毛ですし栄養をたくさんは必要としていませんので、できるだけ頭皮にはつけないことをおすすめしてます。
ただ、②のような頭皮用のトリートメントは、頭皮にもつけて程よくマッサージしてしっかりと流しましょう。
効果を高める最後のポイントは、髪専用の方も頭皮用の方もお湯でタオルを温めて、それをシャワーキャップのように頭に巻いて5分待って流すとさらに効果的ですからおすすめです。